トラック運転手のイメージといえば
・労働時間が長い
・過酷な労働で労災が多い
・ガラが悪い人が多い
などがあります。実際にブラック企業が多いと言われているのも事実です。
果たして実際のところはどうなのでしょうか?
運転が好き・一人の時間が好きでトラック運転手になりたいと思っているのに
悪いイメージが先行して、転職を迷っている方も多いのではないでしょうか。
2020年4月現在の情報を元に、徹底して解説していきます。
本記事では以下のような方に有益な情報を届けます。
- ①コロナの影響で転職活動がうまくいかず、トラック運転手への転職を検討している
- ②未経験だけど運転が好き・一人が好きだからトラック運転手になりたい。
それではさっそく見ていきましょう。
目次
トラック運転手の給料・年収は?
トラック運転手には大きく分けて以下の3つがあります。
近距離ドライバー
この近距離にあたるのがよく言われる「地場」というものです。
近場の配達がメインの仕事となります。
距離をあまり走らない分、件数を多く回ります。
定時の仕事が多く、毎日家に帰ることが可能です。
給与は月給制が多く、約20万円前後が一般的です。
中距離ドライバー
近距離ドライバーに比べると、距離は走るもののその分積み下ろしの回数が減ります。
1日で帰ってこられる距離が多いため、生活のバランスは取りやすく
休日の予定も立てやすいでしょう。
一般的な給与は約23万円前後と言われています。
長距離ドライバー
長距離ドライバーは大型免許が必要な場合が多く、1日では帰ってこれない距離を走ります。
その分給与も高めになっており、約30万円以上が平均となっています。
トラック運転手はきつい?気をつける点は?
手積みがとっても辛い!これは覚えておいてください。
スポーツをやっている、筋トレをやっている人は、トレーニングの一環だとポジティブに捉えて汗だくになろうが、どこかを痛めようが苦に思わないかもしれませんが、一般的な人はそうは思いません。
真夏にとても重たい荷物を何度もトラックに積み下ろしする作業は正直「地獄」です。
短い時間で、楽に積み下ろしをしたいのであれば「パレット積み」の仕事をおすすめします。
運送業はブラック企業が多い?良い会社の見分け方は?
人手不足で仕事が回らなくなると、体制の整っていない会社では無茶な指示・要望・パワハラが増えて、どんどん人が辞めていき、残された人が更にきつくなることは目に見えています。
しっかりと体制の整った会社を選ぶことが非常に大切です。
それではブラック企業の見分け方について順に見ていきましょう。
求人を常に募集している会社
従業員が定着しない会社には、何かしらの「闇」があると思ってもらって間違いありません。
リスクを恐れて求人応募をしないのはNGですが、応募する会社の情報は
インターネットの口コミなどを徹底して調べてから応募するようにしましょう。
古い車両・汚れている車両が多い
「安全第一」という言葉が昔からあるように、何よりも安全が1番大切です。これは断言できます。
利益ばかりに目がくらみ、安全対策をおろそかにする会社の未来は確実に「ブラック」です。
交通事故のリスクを減らすには、安全装置の設置が不可欠です。体制をしっかり整えている会社は、最新の安全装置を掲載した
車両を導入しています。
古い車両にはこれらの安全装置が十分に掲載されていないことが多いので、注意が必要です。
また、車両が汚れている会社にも注意が必要です。
車両が汚れている=車両を洗車する時間すらも無いということです。
会社の顔とも言えるべきトラックの清掃を疎かにする会社には行かない方がいいです。
車両の保有台数が少ない
多くの車両を保有しているということは
・受注の数が豊富で安定している
・トラック故障の際の予備車として使える=休まなくて済む
・ドライバーの数が多い=休みやすい
といえます。車両の台数が少ないということは上記の逆だということになります。
車両の数・ドライバーが多い運送会社は、働きやすい環境の整っている会社と言えるでしょう。
トラック運転手 まとめ
経済・暮らしを支える大切な役割を担う「運送業」はやりがいのある仕事といえるでしょう。
未経験でも募集している求人案件はたくさんありますので、運転が好き・一人で黙々と作業をするのが好きな方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。